INTRODUCTION
FOR THE SOUND OF THE FUTURE
「音楽」は常に進化しています。
レコーディング機器はデジタル化し、作り手のスタイルも多様化しました。
同時に、リスナーの再生環境も大きく変化しています。
にもかかわらず、ギターに関しては驚くほど進化しておらず、
いまだに「良いギター=ビンテージギター」と言うイメージがあります。
たしかに、真空管アンプを通して大音量で鳴らすあのサウンドは素晴らしく、
ビンテージにしか出せない「良い音」があります。
しかし、現実として現在の音楽制作環境は、
プラグインのアンプシミュレーターやデジタルアンプの登場、
レコーディングやライブ PA システムのデジタル化などによって、
古き良きギター達が生まれてきた時代とはまったく異なる環境へと変化しました。
一般的には、デジタルを通してしまうと「音が細くなる」と言われています。
「音抜け」が求められていたアナログ時代の「良い音」のイメージは 現在のデジタル環境において、
ますます「音が細くなってしまう」場合もあるのです。
私たちはプロのレコーディングやライブを繰り返すなかで、
現代のデジタル環境に合うギターはないのだろうか?と考えるようになりました。
ロックをはじめ、さまざまなジャンルで使われているギターサウンド。
今後どんなにソフトが進化しても、ギターは打ち込みでは絶対に再現できない楽器です。
それならばデジタル環境に合わせてチューニングされた、今の時代のギターを…。
木の素材選びからパーツ・ピックアップまで徹底的にこだわり、
今の時代にあった新しいギターサウンドをゼロから作りたい。
そんな想いから、「Jimmy Quartett.(ジミーカルテット)」は誕生しました。